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製品情報

HMGB1測定試薬

多く寄せられました質問について下記にまとめました。

HMGB1 ELISA Kit Expについて

Q1.HMGB1 ELISA Kit Exp では、血漿、血清の測定はできますか?
血漿検体の場合、どの血漿が使用できますか?
A1.血漿・血清のどちらのHMGB1も測定できますが、HMGB1を正確に測定いただくため下記の採血管の選択および検体分離操作にご留意ください。
血漿・血清は1000×g以上で15分または、使用する採血管の添付文書の記載に従って遠心して下さい。
遠心後は速やかに採血管から血漿・血清を分離して下さい。

【使用を推奨する採血管】
クエン酸入り採血管
EDTA 入り採血管
血清分離剤なし採血管

【使用により偽高値になる可能性がある採血管】
血清分離剤入り採血管
アプロチニン入り採血管
ヘパリン入り採血管
Q2.HMGB1 ELISA Kit Expでは、血清、血漿以外には、どのようなサンプルでの測定が可能ですか?
A2.脳髄液(CSF)、肺胞洗浄液(BALF)、細胞培養上清中のHMGB1測定が可能です。
Q3.HMGB1 ELISA Kit Expは、ヒト検体の他、どの動物のHMGB1の測定が可能ですか?
A3.これまでに、ウシ、ブタ、ウサギ、ウマ、マウスで本キットが使用可能であることを確認しております。HMGB1は、哺乳動物間での相同性が高く、例えば、ヒトとブタの相同性は99%以上です。
Q4.溶血の影響はありますか?
A4.赤血球中にHMGB1が存在することが知られておりますが、検体によってその影響の度合いはまちまちです。血球の影響を回避するため、念のため、遠心分離したサンプルでの測定をおすすめいたします。

HMGB1別売品について

Q1.HMGB1の中和実験にはどの抗体を使用すればよいですか?
A1.ニワトリ抗HMGB1ポリクローナル抗体(商品コード326052233)をご使用ください。
Q2.中和抗体は、どの動物で使用可能ですか?
A2.マウス、ラットでは確認されております。また、HMGB1の種間での保存性が高いことから、他の動物でも使用できるだろうことが予想されます。
Q3.中和抗体の使用例の論文を教えてください。
A3.代表的な論文の例を示します。他にも使用例がございますので、参考文献のページもご覧ください。
Abeyama K et al. (2005) J Clin Invest, 115, 1267-1274. "The N-terminal Domain of Thrombomodulin Sequesters High-Mobility Group-B1 Protein, a Novel anti-inflammatory Mechanism."
Q4.組織中HMGB1の免疫染色には、どの抗体を使用すれば良いですか?
A4.ニワトリ精製抗HMGB1ポリクローナル抗体(商品コード326059669)をご使用ください。
Q5.組織免疫染色の使用例の論文を教えてください。
A5.代表的な論文の例を示します。他にも使用例がございますので、参考文献のページもご覧ください。
Taniguchi N. et al. (2003) Arthritis Rheum, 48, 971-981. "High Mobility Group Box Chromosomal Protein1 Plays a Role in the Pathogenesis of Rheumatoid Arthritis as a Novel Cytokine."
Q6.HMGB1抗原のエンドトキシンレベルは確認されていますか?
A6.当社では、HMGB1中のエンドトキシンレベルは確認しておりません。ご了承の上、ご使用ください。