精度管理システム QCLinx
臨床検査室の精度管理とは?
近年の医療現場では、臨床検査から得られる情報は欠かせないものになっています。したがって、その臨床検査データに間違いがあった場合には誤診やその他の大きな問題を引き起こすことはいうまでもありません。そこで、常に正しい検査データが報告されていることを確認するために、日々の精度管理が重要になってきています。また、近年では、臨床検査結果の統一化が進められてます。(どこの病院に行っても同じ検査をした場合、同じ結果が得られると言う意味)そこで、①日々の測定値がいつもと変わらないように検査の精度を良くする事、②他施設との検査結果の統一性を持つ事、この2点から精度管理をすることが重要になってきています。
QCLinxは今までの精度管理とどこが違うの?
今まで、精度管理は主に施設毎に行われていました。しかし、他施設と精度管理データの比較をするためには、結果をすぐに確認できない年に数回の公的機関によるサーベイや、試薬メーカーのサーベイに頼るしかありませんでした。そのため、なかなか臨床検査結果の統一化は進みませんでした。また測定データを手で記載するなどの手間がかかったり、精度管理データを紙で保管しなければならないなど様々な不具合がありました。

インターネットを利用した下記の特徴を持つQCLinxを開発いたしました
- リアルタイムで外部精度管理結果の確認ができます
- 自動分析装置から直接測定データを取り込むことができます (RS232Cポート・FD使用)
- 外部精度管理のデータ集計・保存作業が要りません
- 全ヒト由来コントロール血清"アールトコントロール"を使用します
QCLinxの概要
QCLinxは
インターネットWEB上で精度管理のデータ確認や各種情報の入力を行う「QCWeb」と、検査室において自動分析機からの精度管理データ自動取り込み及び、インターネット上へのアップロードを行う「QCClient」、この2つのシステムから構成されております。

こちらがシステムイメージです。
全国の参加されている施設からのデータをインターネットを利用して「QCLinxサーバー」に送信します。送信されたデータは「QCLinxサーバー」でデータ処理がなされ、結果をインターネットを経由してお客様のパソコンでリアルタイムにご確認いただけます。
QCLinxの語源
QCは Quality Control の略で臨床検査業界では「精度管理」の略になります。Linxは「繋がる」という意味があり、インターネットで精度管理が繋がったというイメージから名づけられました