シグナスオート CK-MB MtO

シグナスオート CK-MB MtOはミトコンドリア由来CKを阻害し、測りこまない試薬です。          

 

製品情報

 

臨床的意義

クレアチンキナーゼ (CK:Creatine kinase)には、CK-MM、CK-MB、CK-BBの3つのアイソザイムに加え、ミトコンドリア由来CK    (MtCK)が知られ、サルコメリックMtCK(sMtCK)とユビキタスMtCK(uMtCK)の2つのアイソフォームが存在します。MtCKは健常人血中にも存在し、悪性腫瘍、心疾患患者の一部、乳幼児のロタウィルス感染症などにおいて、増加することが報告されています。このMtCKによる影響を排除し、より特異性の高いCK-MB活性測定を行うために、MtCK活性を特異的に阻害するモノクローナル抗体を組み込んだCK-MB活性測定試薬を開発いたしました。

試薬の特徴

1.CKとCK-MB逆転現象における原因の一つであったミトコンドリア由来CKを阻害いたします。

Mtck.c.gif

 

2.保存安定性に優れた試薬です。2~8℃保存で1年間安定です。

3.急性心筋梗塞を対象としたROC解析の結果、曲線下面積(AUC:Area Under the Curve)の比較により、本法が従来法に比べ高い診断正確度を示しました。

ROCROC1
 従来法:ミトコンドリア由来CKを阻害していないCK-MB試薬を用いております。(アキュラスオート CK-MB)

4.ミトコンドリア由来CKを阻害することにより、健常人検体の活性値は、従来法と比べ低値に測定されました。

測定原理

 

ミトコンドリアCKとは?

ミトコンドリアCK(MtCK)はCK-BB、CK-MB、CK-MMの3つのアイソザイムとは別の4つめのアイソザイムで、サルコメリックタイプとユビキタスタイプの2種類が存在します。CK-MBの活性が偽高値を示したような検体を電気泳動すると確認されることがあります。また、臨床的意義についてはよくわかっていません。

なぜMtCK阻害なのか?

免疫阻害法CK-MB 偽高値の原因
CK-BB
・影響は無視できないが、脳へのダメージがなければ上昇することは少ない。
・多くのケースは高値になった理由を病態で判別可能。
免疫グロブリン結合型CK
・件数は比較的少ない。
ミトコンドリアCK
・偽高値の原因としては件数が多い。
・高値になる理由がよくわかっていない。
・健常人血中にも存在している。(CK-MB活性測定の正確度・精度を下げている)

*「CK-MB MtO」は、シスメックス株式会社の登録商標です。

 

 

 

 

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